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『猫耳を付けられた少年』ゲームデータについて
以下のURLよりゲームデータがダウンロードできます。
http://firestorage.jp/download/02aaf352c77614a012341e6dd4350f2ff6ca8f06
下記のパスワードを入れる必要があります。
パスワードは kutachu です。半角英7文字です。
ダウンロードする場所はどこでも構いませんが、ご自分の分かりやすい場所にすることをお勧めします。
50MBのファイルになります。
zipファイルにての配布となりますので、保存したフォルダを右クリック→すべて展開してお使いください。
また、本ゲームをプレイするには、下記のURLよりランタイムパッケージをダウンロードする必要があります。
http://www.famitsu.com/freegame/rtp/vx_rtp.html
このsetupファイルをダウンロードした後、インストールを行ってください。
ダウンロード・インストールする場所は変えないほうがいいです。そのまま次へ進むようにしてください。
34MBのファイルになります。
その後、解凍した『猫耳を付けられた少年』のフォルダ内にあるgame.exeを起動することによってゲームが開始されます。
また、お使いのパソコンによってはゲームが正常に起動できない場合があります。
その際は下記URLを参照して下さい。
http://tkool.jp/support/faq/general/dep.html
不明な点があればコメントにして返答します。
http://firestorage.jp/download/02aaf352c77614a012341e6dd4350f2ff6ca8f06
下記のパスワードを入れる必要があります。
パスワードは kutachu です。半角英7文字です。
ダウンロードする場所はどこでも構いませんが、ご自分の分かりやすい場所にすることをお勧めします。
50MBのファイルになります。
zipファイルにての配布となりますので、保存したフォルダを右クリック→すべて展開してお使いください。
また、本ゲームをプレイするには、下記のURLよりランタイムパッケージをダウンロードする必要があります。
http://www.famitsu.com/freegame/rtp/vx_rtp.html
このsetupファイルをダウンロードした後、インストールを行ってください。
ダウンロード・インストールする場所は変えないほうがいいです。そのまま次へ進むようにしてください。
34MBのファイルになります。
その後、解凍した『猫耳を付けられた少年』のフォルダ内にあるgame.exeを起動することによってゲームが開始されます。
また、お使いのパソコンによってはゲームが正常に起動できない場合があります。
その際は下記URLを参照して下さい。
http://tkool.jp/support/faq/general/dep.html
不明な点があればコメントにして返答します。
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END
オリジナル小説終わってしまいましたー
これで安泰だぜー!
なぜ安泰なのか!それは文化祭で分かるはず…・ω・
まぁ何、来夢君可愛すぎるよね、うん。
身長から仕草までものっそ可愛(ゴッ 美兎のキック
さてショタっ子書きてぇーと思ったらこんな小説が出来てしまいました。
誰か絵書いてくれるショタ腐は落ちてねぇかな…
やっぱり自分が書きたいと思うのを書くのが一番だよね。
中三の時のネタの続きを書けって言われてビクッたけど、正直書いてよかったわ。ストーリーはベタだけど。
さて、今度の小説はロリっ子で行こうかn(ザシュ 羽子の一閃
これで安泰だぜー!
なぜ安泰なのか!それは文化祭で分かるはず…・ω・
まぁ何、来夢君可愛すぎるよね、うん。
身長から仕草までものっそ可愛(ゴッ 美兎のキック
さてショタっ子書きてぇーと思ったらこんな小説が出来てしまいました。
誰か絵書いてくれるショタ腐は落ちてねぇかな…
やっぱり自分が書きたいと思うのを書くのが一番だよね。
中三の時のネタの続きを書けって言われてビクッたけど、正直書いてよかったわ。ストーリーはベタだけど。
さて、今度の小説はロリっ子で行こうかn(ザシュ 羽子の一閃
オリジナル小説「猫耳を付けられた少年」-エピローグ-
「来夢、頼む!」
走り回る牙狼に来夢が力を与える。
目の前の蟹のような姿をした怪物に牙狼が爪を向いて飛び掛かり、そのまま切り裂いた。
「えいやっ!」
美兎も高くジャンプして蟹へキックする。
化け物蟹は強力な攻撃によってばったりと倒れた。
「ふぅ、それにしてもモンスターが多い森ね。」
羽子は手に持ったパソコンのような機械に新しくデータを打ち込む。
「まだまだこれからだぜ、羽子姉ちゃん。」
牙狼はまた森を奥へと走り出す。
4人はアニマ世界にある大きな森へと探索に来ていた。
森に入った瞬間から怪物に襲われ続け、すっかり戦闘慣れしてしまっていた。
「牙狼、待ってよぉ!」
先に行く牙狼を追いかけて、来夢もまた走り出した。
その時、牙狼の前に大きな黒い箱のような物が落ちてきた。
牙狼はそれを避け観察しているうちに、やがて来夢や美兎、そして羽子も追いついた。
すると、その大きな箱の上から、声が聞こえた。
「化け猫…あの時の恨み、今ここで晴らしてあげるわ!」
箱の上から飛び降りたその人物は、蛇羅奏姫だった。
奏姫は城で来夢に倒されたことをずっと根に持っていたのである。
「じゃあ、始めようかしらね。」
奏姫が腕を上げると、どこからともなく蛇が現れ来夢達を囲んだ。
「森の奥になんか、行かせないわよ?」
奏姫が腕を下ろした瞬間、蛇が一斉に襲い掛かる。
「おい、来夢!」「来夢!」「来夢クン!」
信頼された主人公は今、仲間に力を与える。
「うん、いくよ!」
4人の冒険はまだ、これからも続く―
オリジナル小説「猫耳をつけられた少年」 これにてお終い。
走り回る牙狼に来夢が力を与える。
目の前の蟹のような姿をした怪物に牙狼が爪を向いて飛び掛かり、そのまま切り裂いた。
「えいやっ!」
美兎も高くジャンプして蟹へキックする。
化け物蟹は強力な攻撃によってばったりと倒れた。
「ふぅ、それにしてもモンスターが多い森ね。」
羽子は手に持ったパソコンのような機械に新しくデータを打ち込む。
「まだまだこれからだぜ、羽子姉ちゃん。」
牙狼はまた森を奥へと走り出す。
4人はアニマ世界にある大きな森へと探索に来ていた。
森に入った瞬間から怪物に襲われ続け、すっかり戦闘慣れしてしまっていた。
「牙狼、待ってよぉ!」
先に行く牙狼を追いかけて、来夢もまた走り出した。
その時、牙狼の前に大きな黒い箱のような物が落ちてきた。
牙狼はそれを避け観察しているうちに、やがて来夢や美兎、そして羽子も追いついた。
すると、その大きな箱の上から、声が聞こえた。
「化け猫…あの時の恨み、今ここで晴らしてあげるわ!」
箱の上から飛び降りたその人物は、蛇羅奏姫だった。
奏姫は城で来夢に倒されたことをずっと根に持っていたのである。
「じゃあ、始めようかしらね。」
奏姫が腕を上げると、どこからともなく蛇が現れ来夢達を囲んだ。
「森の奥になんか、行かせないわよ?」
奏姫が腕を下ろした瞬間、蛇が一斉に襲い掛かる。
「おい、来夢!」「来夢!」「来夢クン!」
信頼された主人公は今、仲間に力を与える。
「うん、いくよ!」
4人の冒険はまだ、これからも続く―
オリジナル小説「猫耳をつけられた少年」 これにてお終い。
オリジナル小説「猫耳を付けられた少年」⑮
目の覚めた羽子は辺りを見回した。
「…お、気がついたかい羽子ちゃん。」
そこは実験室だった。
羽子以外の2人はまだ目を覚ましていないようだった。
「衛利サン…私達、一体?」
衛利が近づき、羽子に言った。
「君達は、アニマ世界に飛んでもらったんだ。僕の故意でね。」
衛利は続ける。
「改造されて作られたアニマである君達が、アニマ世界でも通用するのかどうか。事故に見せかけて、試したって訳さ。」
羽子は少し怒って、衛利に言う。
「そんな、いきなりで驚いたじゃん。言ってくれればいいのに…」
衛利は笑って言った。
「あはは、ごめんね。こっちからは見張ってたから、万一の事態でも大丈夫だったし、それに…そっちのが面白いだろ?」
羽子は呆れたように言った。
「…まったく、衛利サンには困ったものです。」
衛利はまたケラケラと笑ったが、少し経ってから、衛利は複雑そうな顔をして言った。
「あと、大事な話があるんだ。後で僕の部屋まで来てくれるかい?美兎ちゃんと、来夢くんも連れてね。」
そう言うと衛利は実験室を出て行った。
「失礼します。」
羽子は衛利の部屋に来た。
後ろには美兎と来夢もついている。
「やぁ、来てくれたかい。」
衛利は座っていた椅子から立つと、羽子達を手で招いた。
「ここに座って。いや何、話はすぐ終わるんだけどさ。」
羽子を先頭に、美兎と来夢も部屋の中を進み、椅子に座った。
「さて、話というのはね…。」
衛利も3人の向かい側にあった椅子に座り、話し始めた。
「君達をアニマから元の人間に戻そうと思うんだ。」
衝撃を受けた3人の顔を見て、衛利は続けて話した。
「元の人間に戻れば、今までと変わらない生活が出来る。その代わり、アニマであった記憶は無くさせて貰うけどね。」
3人はさらに衝撃を受けた。
「もちろん、さっきまでのアニマ世界のことも忘れるし、今までの実験の記憶も無くなる。ただの中学生になるって事さ。」
来夢がとっさに言う。
「じゃあ、牙狼の事も忘れちゃうって言うの!?」
衛利はかけている眼鏡の位置を直すと、言った。
「…そうだね。」
それを聞いた美兎が怒ったような口調で言う。
「そんなの、嫌です!何とかならないんですか!?」
衛利は美兎の勢いに押されつつ話しだした。
「方法はあるっちゃあるけど…。」
羽子は尋ねる。
「方法ってなんですか?」
衛利は再び3人の顔、そして耳を見て言った。
「アニマのままで居てもらうことさ。もちろん、そうなればまだまだ君達で実験をさせてもらうけどね。」
3人は顔を見合わせ、同時に言った。
「アニマのままで居ますっ!」
衛利はパチンと手を叩くと言った。
「よおし、じゃあさっそく始めようか。まずはもう一度アニマ世界に行って、牙狼くんとアニマ世界の探索に行ってきてくれたまえ!」
来夢はそれを聞くと目を輝かせ、衛利に尋ねた。
「また牙狼に会えるの!?」
衛利は来夢の目を見て言った。
「もちろんさ!」
嬉しくなった来夢は、飛び上がってそのまま美兎に抱きついた。
「やったよ美兎!また牙狼に会える!」
美兎は来夢の頭を撫でて言った。
「良かったね、来夢!よし、それじゃあ、さっそく行こう!」
美兎と来夢は部屋を飛び出し、実験室に向かった。
「元気な2人だこと。…私も負けないぞー!」
羽子も2人に続いて部屋を飛び出す。
「あっ、待ってよ羽子ちゃん!…やれやれ、若い子は元気で良いです。」
そう言うと衛利も部屋を出ようとしたが、忘れごとに気付いた。
「おっと鍵を閉めなくては。」
机から鍵を取った時、美兎の声が聞こえた。
「衛利さん、まだー!?」
部屋を出て、鍵を閉めながら衛利は言った。
「はいはい、今行きますよー!…ふふっ、また忙しくなりそうです。」
そう言うと、衛利は実験室へと歩き始めた。
「…お、気がついたかい羽子ちゃん。」
そこは実験室だった。
羽子以外の2人はまだ目を覚ましていないようだった。
「衛利サン…私達、一体?」
衛利が近づき、羽子に言った。
「君達は、アニマ世界に飛んでもらったんだ。僕の故意でね。」
衛利は続ける。
「改造されて作られたアニマである君達が、アニマ世界でも通用するのかどうか。事故に見せかけて、試したって訳さ。」
羽子は少し怒って、衛利に言う。
「そんな、いきなりで驚いたじゃん。言ってくれればいいのに…」
衛利は笑って言った。
「あはは、ごめんね。こっちからは見張ってたから、万一の事態でも大丈夫だったし、それに…そっちのが面白いだろ?」
羽子は呆れたように言った。
「…まったく、衛利サンには困ったものです。」
衛利はまたケラケラと笑ったが、少し経ってから、衛利は複雑そうな顔をして言った。
「あと、大事な話があるんだ。後で僕の部屋まで来てくれるかい?美兎ちゃんと、来夢くんも連れてね。」
そう言うと衛利は実験室を出て行った。
「失礼します。」
羽子は衛利の部屋に来た。
後ろには美兎と来夢もついている。
「やぁ、来てくれたかい。」
衛利は座っていた椅子から立つと、羽子達を手で招いた。
「ここに座って。いや何、話はすぐ終わるんだけどさ。」
羽子を先頭に、美兎と来夢も部屋の中を進み、椅子に座った。
「さて、話というのはね…。」
衛利も3人の向かい側にあった椅子に座り、話し始めた。
「君達をアニマから元の人間に戻そうと思うんだ。」
衝撃を受けた3人の顔を見て、衛利は続けて話した。
「元の人間に戻れば、今までと変わらない生活が出来る。その代わり、アニマであった記憶は無くさせて貰うけどね。」
3人はさらに衝撃を受けた。
「もちろん、さっきまでのアニマ世界のことも忘れるし、今までの実験の記憶も無くなる。ただの中学生になるって事さ。」
来夢がとっさに言う。
「じゃあ、牙狼の事も忘れちゃうって言うの!?」
衛利はかけている眼鏡の位置を直すと、言った。
「…そうだね。」
それを聞いた美兎が怒ったような口調で言う。
「そんなの、嫌です!何とかならないんですか!?」
衛利は美兎の勢いに押されつつ話しだした。
「方法はあるっちゃあるけど…。」
羽子は尋ねる。
「方法ってなんですか?」
衛利は再び3人の顔、そして耳を見て言った。
「アニマのままで居てもらうことさ。もちろん、そうなればまだまだ君達で実験をさせてもらうけどね。」
3人は顔を見合わせ、同時に言った。
「アニマのままで居ますっ!」
衛利はパチンと手を叩くと言った。
「よおし、じゃあさっそく始めようか。まずはもう一度アニマ世界に行って、牙狼くんとアニマ世界の探索に行ってきてくれたまえ!」
来夢はそれを聞くと目を輝かせ、衛利に尋ねた。
「また牙狼に会えるの!?」
衛利は来夢の目を見て言った。
「もちろんさ!」
嬉しくなった来夢は、飛び上がってそのまま美兎に抱きついた。
「やったよ美兎!また牙狼に会える!」
美兎は来夢の頭を撫でて言った。
「良かったね、来夢!よし、それじゃあ、さっそく行こう!」
美兎と来夢は部屋を飛び出し、実験室に向かった。
「元気な2人だこと。…私も負けないぞー!」
羽子も2人に続いて部屋を飛び出す。
「あっ、待ってよ羽子ちゃん!…やれやれ、若い子は元気で良いです。」
そう言うと衛利も部屋を出ようとしたが、忘れごとに気付いた。
「おっと鍵を閉めなくては。」
机から鍵を取った時、美兎の声が聞こえた。
「衛利さん、まだー!?」
部屋を出て、鍵を閉めながら衛利は言った。
「はいはい、今行きますよー!…ふふっ、また忙しくなりそうです。」
そう言うと、衛利は実験室へと歩き始めた。
オリジナル小説「猫耳を付けられた少年」⑭
崩れた城の前で、またもや異変が起きた。
「私が…いや、みんな、消えていってる?」
美兎は自分の体を見て言った。
美兎だけでなく、来夢や羽子の体までもが、透明に近づいていく。
「帰る時が、来ちまったようだな。」
城の中から声が聞こえたかと思うと、一人の少年が何かを抱きかかえて飛び出してきた。
「牙狼!」
牙狼は無事、城の中から脱出することが出来たのだ。
助け出した兄を地面に降ろし、牙狼は来夢に言った。
「お前の力が無かったら、危なかったぜ。」
実は来夢は別れるとき、牙狼に力を与えていた。
そのお陰で崩れかかる瓦礫から守られ、牙狼は生き延びることが出来たのである。
「さて、お前らとはお別れだな。」
牙狼は来夢、美兎、そして羽子をゆっくりと見て言った。
「牙狼クン、お別れって…もしかして。」
羽子は少し感づいていた。
「ああ、もうすぐ姉ちゃん達は元の世界に帰れる。こっちの世界には、もう戻れないかも知れねぇな。」
もうすっかり薄く、透明になった来夢が言う。
「そんな、お別れだなんて…。」
また泣きそうになる来夢を見て、牙狼は笑って、言った。
「泣くことなんか無ぇよ。お前にこうやって会えたことだけでも奇跡だぜ?それに…」
来夢に手を出して牙狼は続けた。
「信じてりゃ、きっとまた会えるさ。」
来夢は牙狼と手を取った。
「…うん。」
そして、来夢達は元の世界へ帰っていった。
「私が…いや、みんな、消えていってる?」
美兎は自分の体を見て言った。
美兎だけでなく、来夢や羽子の体までもが、透明に近づいていく。
「帰る時が、来ちまったようだな。」
城の中から声が聞こえたかと思うと、一人の少年が何かを抱きかかえて飛び出してきた。
「牙狼!」
牙狼は無事、城の中から脱出することが出来たのだ。
助け出した兄を地面に降ろし、牙狼は来夢に言った。
「お前の力が無かったら、危なかったぜ。」
実は来夢は別れるとき、牙狼に力を与えていた。
そのお陰で崩れかかる瓦礫から守られ、牙狼は生き延びることが出来たのである。
「さて、お前らとはお別れだな。」
牙狼は来夢、美兎、そして羽子をゆっくりと見て言った。
「牙狼クン、お別れって…もしかして。」
羽子は少し感づいていた。
「ああ、もうすぐ姉ちゃん達は元の世界に帰れる。こっちの世界には、もう戻れないかも知れねぇな。」
もうすっかり薄く、透明になった来夢が言う。
「そんな、お別れだなんて…。」
また泣きそうになる来夢を見て、牙狼は笑って、言った。
「泣くことなんか無ぇよ。お前にこうやって会えたことだけでも奇跡だぜ?それに…」
来夢に手を出して牙狼は続けた。
「信じてりゃ、きっとまた会えるさ。」
来夢は牙狼と手を取った。
「…うん。」
そして、来夢達は元の世界へ帰っていった。
オリジナル小説「猫耳を付けられた少年」⑬
火炎弾が放たれた瞬間、来夢が光った。
否、来夢の持っていた石、動物力向上石が閃光を放った。
「!?」
そのまま光に包まれた一行に火炎弾が突き刺さる。
しかし火炎弾が止むとそこには、炎によって焦げ付いた床以外、完全に無傷な一行が居た。
「僕のメテオで…無傷…だとぉおお!」
牙龍は再び攻撃を開始する。
しかしどれだけ攻撃しても、光が攻撃を遮るかのようにすり抜けさせてしまうのだった。
「さぁて、…反撃開始だ!」
牙狼は爪を向いて飛び掛かる。
それに続いて、美兎も羽子もそれぞれ攻撃する。
「ぐぅ、おのれぇ…僕の、僕のぉおおおお!!」
牙龍は最後の力を振り絞るように激しく体をうねらせ、叫んだ。
「世界はぁああああ!!僕のものだぁあああああ!!!」
物凄いスピードで牙龍は来夢に飛んでいった。
来夢はもう、怯えてなんかいなかった。
閉じていた目を開け、澄んだ顔で。
来夢は、言う。
「世界は…皆のものだ!」
来夢が力を込めた石は眩く光り、牙龍を、来夢を、世界を、包んだ。
「うわぁああああああああああああ!!!」
牙龍の悪しき心が、浄化されていく。
その時、羽子が城の異変に気付いた。
「みんな、城が崩れそう!急いで逃げましょう!」
逃げようとする中、一人立ち止まった。
「牙狼クン!立ち止まったら巻き込まれちゃう!」
牙狼は羽子に背を向け、言った。
「…あれでも、俺の唯一の家族なんだ。お前らは先に行っといてくれ。」
衝撃を受けた来夢がとっさに言う。
「でも、それじゃあ牙狼まで…!」
牙狼は言った。
「ありがとな、来夢。俺は…大丈夫だから。」
牙狼は牙龍に向かって走り出した。
「牙狼ぉおお!!」
追いかけようとした来夢を羽子が抱き上げ、言った。
「来夢クン、今は逃げましょう。牙狼クンなら、きっと大丈夫だから。」
泣き喚く来夢の声と共に、牙狼を中に残した一行は城から脱出した。
…そして、城は崩れた。
否、来夢の持っていた石、動物力向上石が閃光を放った。
「!?」
そのまま光に包まれた一行に火炎弾が突き刺さる。
しかし火炎弾が止むとそこには、炎によって焦げ付いた床以外、完全に無傷な一行が居た。
「僕のメテオで…無傷…だとぉおお!」
牙龍は再び攻撃を開始する。
しかしどれだけ攻撃しても、光が攻撃を遮るかのようにすり抜けさせてしまうのだった。
「さぁて、…反撃開始だ!」
牙狼は爪を向いて飛び掛かる。
それに続いて、美兎も羽子もそれぞれ攻撃する。
「ぐぅ、おのれぇ…僕の、僕のぉおおおお!!」
牙龍は最後の力を振り絞るように激しく体をうねらせ、叫んだ。
「世界はぁああああ!!僕のものだぁあああああ!!!」
物凄いスピードで牙龍は来夢に飛んでいった。
来夢はもう、怯えてなんかいなかった。
閉じていた目を開け、澄んだ顔で。
来夢は、言う。
「世界は…皆のものだ!」
来夢が力を込めた石は眩く光り、牙龍を、来夢を、世界を、包んだ。
「うわぁああああああああああああ!!!」
牙龍の悪しき心が、浄化されていく。
その時、羽子が城の異変に気付いた。
「みんな、城が崩れそう!急いで逃げましょう!」
逃げようとする中、一人立ち止まった。
「牙狼クン!立ち止まったら巻き込まれちゃう!」
牙狼は羽子に背を向け、言った。
「…あれでも、俺の唯一の家族なんだ。お前らは先に行っといてくれ。」
衝撃を受けた来夢がとっさに言う。
「でも、それじゃあ牙狼まで…!」
牙狼は言った。
「ありがとな、来夢。俺は…大丈夫だから。」
牙狼は牙龍に向かって走り出した。
「牙狼ぉおお!!」
追いかけようとした来夢を羽子が抱き上げ、言った。
「来夢クン、今は逃げましょう。牙狼クンなら、きっと大丈夫だから。」
泣き喚く来夢の声と共に、牙狼を中に残した一行は城から脱出した。
…そして、城は崩れた。
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